いつから子供にキーボード入力を教えたらよいか キーボード入力練習(初歩)
いつからキーボード入力を教えるか
結論を言えば「はやければ早いほどよい」
おしえる為のタイピングソフトは「英語で」
まず、「キーボード入力」と「ローマ字入力」は切り離して考えるべきです。
キーボードで「英語」と「日本語」を入力してみるとわかりますが、明らかに「英語」を入力する方が指がスムーズに動かせます。
何故なら、キーボードは英語を入力しやすい様に配列しているからです。
小学校3年生からローマ字を勉強する→1,2年生ではマウスでひらがなをクリックしたりタイピングしたりして慣れ親しませる。
そうしておけば3年生になってローマ字を勉強しはじめると同時にキーボード入力の練習を行なえばスムーズに習得するでしょう。
こんな発想では遅れてしまいます。
今の時代、少なくとも幼児でも英語の単語くらいは絵本やタブレットで学んでいることでしょう。
その時、「キーボード入力」も同時に教えるべきです。
キーボードはこれからプログラミングを学んでいく上で欠かせない「道具」です。
キーボード入力のスキルは英語を話すのと同様のスキルです。
そして、キーボード入力のスキルは「運動」と同じ。運動技能です。
なんども練習してようやく身につくものです。
だとすれば、ローマ字を学習するタイミングで練習を始めても当然身に着くものではありません。
毎日毎日、わずかの時間で良いので、キーボード入力させる練習を積むことです。
将来的には、学習に支障のないくらいのスピードで打つことができなければならないとすれば、当然毎日繰り返し練習する必要があるわけです。
ちょうど、ピアノや楽器の練習と同じです。
ピアノを覚えるようにキーボードを覚える、そんな感じでしょうか。
当然、早ければ早いほど良いという結論になります。
『 ローマ 字入力に関して、小学生については,濁音・半濁音,促音の組合せからなる単語の入力に時間を要している傾向』が見られ、1分間当たりの文字入力数の平均は、小学生で平均5.9文字、中学生で平均17.4文字と報告されている。
ローマ字入力については、大学生でも「拗音の表現に困っている様子がしばしば見受けられる」という報告もある。
これは、ローマ字入力とキーボード入力を同一視しているからです。
拗音の表現をローマ字で習ったように入力する必要はありません。
キーボード入力はローマ字より簡便です。
ローマ字自身の表記も戦国時代の「ポルトガル式ローマ字」にはじまり「ヘボン式」「訓令式」やらいろいろで、日本国内の表記を見ても様々です。
そんななか、コンピューターのローマ字入力は「ヘボン式」「訓令式」「独自方式」どれが混在しようと柔軟に受け付けてくれます。
ようは、子供が楽しくキーボードを学ぶ環境を準備してあげればよいわけです。
使用するもの
Photon
アルファベットのシート
英語のカード
プログラミング
PHOTON CODE
導入
アルファベットをタイプライター配列に並べる
Photonの出発地点(HOME)を決める
主要活動
ゲームのやり方を説明する。
最初にカードを引く人を決める
①英語カードから1枚カードを引く
②引いたカードを英語で読み、意味と点数をいう
③カードのアルファベットをPhotonがトレースする
④”apple"などPPとアルファベットが重なる時はPの上でPhotonのアンテナの色を変える(あるいは目とアンテナを違う色で光らせる)ことで、重なりを確認する。
トレースするプログラミングは能力に合わせて適宜調整する。
「ジョイスティック」
「Photon Draw」
「Photon Badge」
でも、ここでは対象を「3才から5才」くらいに設定しているので
「ジョイスティック」か「Photon Draw」が適切。
⑤ホームを出発し文字を選びホームに帰ってくる
⑥次のメンバーにバトンタッチ。
時間は人数次第ですが、最低5回はみんながそれぞれチャレンジしたいものです。
ゲーム
このカードはトランプカードです。
もし、競争するなら何枚か、カードを選んだ結果の数字の合計が一番大きかった人が勝ちとしましょう。
もちろん、アルファベットを正しく作れなかったら、引いたカードは無効です。