Photon EDU Application :「Photon Draw」の活用のために
Photon robot では、Chapter2の途中で「Photon Draw」を使った幼児向けプログラミングが終わってしまいます。
学習者がもっと年長なら、自分に適した年齢で理解可能な「次のステップ」、「次の次のステップ」に進んでも良いのでしょうが、年中クラスの場合には「Photon Draw」を活用したSTEM教育のプログラムが準備されています。
それが、「Photon EDU」という、「Photon Robot」とは別のアプリで利用できます。
Photon の 教育理念は
①プログラミングを学ぶことにより論理的思考を発達させます。
そして、創造性を高め、問題の解決策を見つける方法を教えます。
②テクノロジーの知識は、子供の将来の人生やキャリアの形成に役立ちます。
③プログラミングは目標ではなく、子供の発達に寄与するための道具です。
さてそんな理念のもと、「Photon EDU」では、Photon ロボットを使ったレッスンプランが用意されています。
まず、レッスンプランは、A B C の3つのレベルで構成されています。
PHOTON’S LESSON PLANS A
レベルAは幼稚園児対象。
PhotonDrawとPhotonBadge
このプログラミングインターフェイス はPhotonとつながるためのまさに道具です。
対象年齢の子供たちの運動能力と知覚能力に合わせて設計されています。
この段階で子供たちはロボットの動きをプログラムし、音を出し、目の色を変える方法を学びます。
さらに、PhotonBadgeの段階になると、ファンクションを使用してプログラムを短縮する方法に
ついても学びます。
また、センサーによりPhoton が 周りの環境(光、タッチ、距離、音)をキャッチし反応することも学んでいきます。
LEVEL A- LESSON-1
シナリオ
Photon からの手紙
「こんにちは。私の名前はPhotonです。
わたしは、遠く離れた銀河から地球にやってきました。
でも、残念ながら、ここに来る途中でロケットが小惑星に衝突してしまいました。
そこで、地球に緊急着陸をしましたが、地上に激突してしまいました。
わたしは着陸時のショックで記憶をなくしてしまいました。
この地球で私が初めから学ぶのを手伝ってくれませんか?」
まず、ここから始まりです。
子供がロボットになったつもりで
Photonを「ジョイスティック」で動かす前に4つの矢印「→」「←」「↓」「↑」をボードに掲示し子供たちにその指示に従って動いてもらいます。
子供に尋ねる
もう二度とPhotonが宇宙の天体と衝突しないようにするためにはPhotonに何を教える必要がありますか?
Photonは何を学ばなければなりませんか?
回答
Photonが小惑星にぶつからないように、障害物を避けられるようにしてあげたい。
活動
①Photonを自由に動かそう
小惑星に見立てた障害物を置き、Photonが自由に動けるよう「ジョイスティック」を使って子供たちに操作してもらいます。
Start~Goalまでのコースを設定しスピードを競わせても面白いでしょう。
太陽系の惑星をめぐるルートも楽しいと思います。
②塗り絵
ストーリーを自分の言葉で話してみよう
塗り絵
さいごに、Photonの宇宙旅行を描いた漫画に自由に色鉛筆を使って色を塗ってもらいます。
Photonを自分の好きなようにアレンジして、もう一度自分の言葉で、ストーリーを再現してみよう。